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■ 推薦入試にどう取り組むか?

 秋9月。大学への推薦入試の季節が近づいてきます。

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推薦入試のポイントは何だと思いますか? 調査書の評価点ですか? 欠席率の低さですか? 部活動での活躍度ですか?

いいえ。もっと技術的で、テクニカルな部分が大事なのです。「志望理由書」とか「自己推薦書」などど呼ばれる書類の出来、不出来が、合否の明暗を大きく左右するのです。


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 毎年、膨大な数の志望理由書を読んでいると、理由書としての完成度、文章推敲(すいこう)度が、嫌でも、まず、目に飛び込んできます。

 内容面で、サプライズを感じるようなことは、ほとんどありません。どれもこれも、似たり寄ったりの題材、エピソードで、志望理由書や自己推薦書は書かれています。

 ポイントは、そのような平凡なエピソードを、いかに、こなれた、良い文章構成で、書き終えているか、なのです。

 志望理由書などは、おおむね、800文字から1200文字程度で、書くように指示されているケースが多いと思います。

 その文字数の中で、文章の陰陽、強弱を付けて、平凡なエピソードや理由をいかにメリハリ、インパクトを感じさせて書くか、それが、推薦入試へ向けて、最も大事なポイントなのです。

 また、理由書や自己推薦書は、黒か青インクの、ペンかボールペンで、丁寧に清書したものを提出しましょう。それが常識です。エンピツ書きの理由書を出してくる人がいますが、大学側の担当者は、「これって下書き?」と思いつつ、「この受験生じゃ、駄目だこりゃ」と、すでに、内心では、不合格の烙印(らくいん)を押しています。
この受験生は、もうほとんどアウトです。

 理由書は、とても大事な書類です。じっくり時間をかけて、文章を練り、推敲したものを、ペンで清書してから、提出しましょう。それが基本です。

 また、履歴書に貼る写真ですが、よく大学へ電話で、「写真って、スピード写真でもいいですか〜?」なんて聞いてくる人がいます。それに対して大学側の返事は、「スピード写真でもかまわないですけど。。」と言った、ちょっと、口ごもった返事になります。

 なぜかというと、物理的には、スピード写真であっても、受験生本人かどうかの識別がつく写真であれば問題がないのですが、スピード写真だと、やはり顔の写りが悪く、書類で見たときの、「心証(しんしょう)」が悪くなる場合が多いのです。

 推薦入試担当者は、長年の間に、「はずれ」の人材も、掃いて捨てるほど面接をしてきています。
 その担当者の、現場経験から見て、写真の写りが奇妙な人、顔の表情に生気(せいき)がない人、表情が奇異な人は、面接で会ってみても、やっぱり「変」なのです。

 だから、担当者は、写真を見て、その受験生への予感を感じてしまうのです。しっかりと、自然な笑顔の写真を撮ってもらって、受験用にしましょう。その手間隙(てまひま)や、多少のお金をケチると、後で、あなたの足を大きくひっぱることとなるでしょう。

推薦入試は、あなたと大学との最初のお見合いです。お見合いには、いい写真を使いましょう。




間違いだらけの大学選び 〜目からウロコのアドバイス〜
更新 : インテグリタス(東京)
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