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■ 大学を訪問する  

 訪問する場合は、必ず、事前に、電話で訪問の予約をとりましょう。何度も 言いますが、大学のスタッフは非常に忙しいのです。毎日、業務に追われています。突然の訪問は、心証がよくありませんので、避けるべきです。

 これは実例ですが、アポなしで、ある大学(上位校)を訪問し、事務所で嫌な顔をされて対応され、案内はしてくれたが、どこか、やっつけ仕事みたいな対応だった、ということがありました。
 
 
 
 予約の電話をする場合は、勢いで電話するのではなく、落ち着いて、話す内容を頭でまとめてから、電話しましょう。 訪問が、ただの学校見学なのか、何かの相談に行きたいのか、訪問内容をは っきりさせてから、電話しましょう。

 ただの学校見学であれば、アポはとりやすいでしょう。相談となると、 アポがとりにくいかも知れません。なぜなら、相談に対応できる大学の優秀な スタッフは人数が少なく、その少ない優秀なスタッフ自身、毎日の業務で忙殺 され、余裕がないのです。

 また、ただの学校見学で大学を訪問した場合、対応してくる大学のスタッフは、 アルバイト生か、若手のスタッフの可能性が大です。大学の中を見学で案内し てもらうとか、学生生活の様子などを聞くには良いのですが、重たい相談を持 ちかけるには不適格です。

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 情報を得るには、聞く相手を選ばなければなりません。これは鉄則です。聞 くべきでない人物に、不必要な質問をして返答を得たところで、あなた自身が 余計混乱するだけで意味がありません。

 会場ガイダンスで、わたしが話をした受験生や親御さん、ときには留学生の 中で、「〜大学」でこう言われたとか、「〜短大」でこんなことを言われたと、 わたしにぶつけてくる方が結構多いのですが、ほとんどの情報が的確ではなく、 正しい情報を説明するのに、わたし自身相当なエネルギーを使います。

 訪問したとき会ったスタッフは、大学のスタッフだから、言っていることは必ず正しいと思うのは馬鹿げています。誤りも多く含まれているのです。話8割 ぐらいの気持ちで聞くのがいいかも知れません。

 前回書きましたが、アドミッション・オフィサーに会えればラッ キーですが、ほとんどは会える機会がありません。みなさんの中で、大学を訪問したとき、対応した大学スタッフの、高等教育に関する知識の浅さに唖然と したり、寒寒とした感じを抱いた人がいたとしてもやむをえない現実がありま す。

 なお、大学を訪問する際の服装ですが、わたしの知る限りでは、半分の生徒が制服、あと半分が私服のようです。ですから、どちらでもかまいません。た だ、私服の場合は、あまり肌を露出したものや、派手なものは避けましょう。




間違いだらけの大学選び 〜目からウロコのアドバイス〜
更新 : インテグリタス(東京)
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