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■ 会場ガイダンスの実情 新宿、池袋などで、数十大学を集めた進学ガイダンスが開催されています。 高校生を対象にしたガイダンスや、社会人を対象にしたガイダンス(この場合は大学院も参加しています)、あるいは留学生を対象にしたガイダンスがあります。 会場によっては、一橋、御茶ノ水、慶応、早稲田などのブランド大学も参加して、相談ブースを出しています。 どのタイプのガイダンスでも、相談ブースに座って、大学の担当者と少し話しをしてみると、その担当者の知識の深さ、誠実度などが伝わってきます。 良い担当者、いわゆる「当たり」の担当者に出会えると、いろいろな相談をすることが出来ます。が、現実には、なかなかその幸運は少ないでしょう。 なぜならば、大学側の実情として、なかなか、ベテランの入試担当専門職員を、会場ガイダンスに出席させることが出来ないのです。理由は、大学内の業務が多忙を極め、とても、会場ガイダンスで、半日も時間をつぶしている暇がないのです。 多くは、大学の他の部署、例えば、総務担当者、図書館担当者、就職担当者などが会場ガイダンスに来て、相談ブースに座っています。もちろん、その大学の在校生がアルバイトとして、相談ブースに同席している場合もあります。 しがたって、大学の相談ブースに座っているスタッフに、あまり深みのある答えを期待しても無駄であることが多いです。 多くは、パンフレットに書かれている程度の答えしか返ってこないでしょう。 なぜならば、彼らは、まったく担当違いのスタッフであって、たまたま、業務命令で、大学のブースに座っているだけなのですから。 情報は氾濫し、いつでも、手に入るような時代ではありますが、大学進学、あるいは大学院進学に際しての、本当に知りたい情報は、なかなか手に入り難いのです。 なお、2012年での実例で、某大学(トップランク校)の相談ブースに着席するなり、「あたし、入学できますか?」と切り出した女子生徒がいた。当然、大学担当者はしばし困惑し、言葉が出てこなかった。そんな馬鹿げた質問をしてはいけない。 |