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■ 推薦入試で受験生はお客さん? 推薦入試も本番です。 受験生を迎えうつ大学側の準備はどうなっているでしょうか。 小論文に、工夫した面接、それに、ややぎこちない教職員の笑顔でしょうか。 大学の正門から、大学内の廊下、試験教室で、教職員の笑顔が目につくよう になりました。 これは10年前ぐらいまでは、あまり見かけられないこうけいでした。 何が起きているのでしょうか。 これは、学生募集におけるマーケティング意識の浸透によるものです。 推薦入試のある早朝、教職員たちは、「受験生はお客さんである。気持ち良く 受験してもらって、合否は別として、本学にいい印象を持って帰ってもらおう。」 というスローガンを確認します。 だから、スカートが極端に短い女子受験生や、髪がぼさぼさで、目つきが悪い 男子受験生にも、推薦入試の日では、教職員は、丁寧に優しく接してくるので す。 受験生は検定料(=受験料)を払って、受けに来てくれているお客さんだから、 にこやかに対応しようというわけです。 ほとんど、大学がサービス機関に成り下がっているわけです。 にこやかに応対する教職員の腹の中は、「受験生のみなさん、気持ちよく試験 を終えて帰ってください。そして、この大学は感じがいいなぁ、と思いこんでもら って、推薦で落ちても、一般入試で、また受験料を払って、受験してぇなぁ〜と 思ってください。それが我々の狙いです。」という感じです。 これは、百貨店での店員の応対でも同じ狙いがあるわけで、気持ち良く感じて もらって、またリピートでお金を使ってくださいね、という効果狙いのわけです。 何が言いたいのか。 現在の推薦入試は、気持ちよく受験できる、ということです。 |