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面接試験を待つ間


■ 面接試験を通過する問題学生たち

 推薦入試では面接を重視して合否を決めています。

 やる気を重視して、入学を認めてあげようというスタンスで面接官は面接試験に臨んでいます。
  
  
  
  
  
 ところがです。

 この面接を重視した推薦入試を経て、入学してきた学生に、入学後の心の疾患が発症しやすいことが分かってきました。

 入学後の5月ぐらいから、大学に来なくなる。

 勉学の意欲が急速になくなり、受け答えが変になってきます。

 大学側で、問題が発生した学生の詳細を確認してはじめて、その学生が、実は高校時代から発症していることが判明するケースが多くなっています。

 当然ながら、推薦入試時では、不利になるような、このような心の疾患について、高校側からの書類に記載はありません。

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 大学側は、高校時代までの、生徒の精神疾患履歴をまったく知らずに、面接試験し、とくだん、問題のある態度が、面接時になければ、合格の判断に傾きます。 

 

 心の疾患は短期では治癒せず、高校時代で発症していた場合、高校より勉学の負荷が大きい大学で、再度、発症する可能性は大きいのです。

 語学の授業では、少人数授業をうたう大学が増え、外国語の授業では15名〜20名程度のクラスで授業を受けることが多いです。

 その小人数のクラスで、発症した学生が奇異な行動を取ることがめずらしくなくなりました。

 いま、大学は、このような、高校時代からの、精神疾患を再び発症した学生への対応に苦慮しているのです。

 また、その発症した親からの要望も常軌を逸したものが多くなっています。

 すなわち、高校時代から病んでおり、大学として、特別な対応をして欲しい、というものです。

 特別な対応というのは、出席ができなくても、期末試験を受けなくても、そこそこの成績で単位を出し続け、卒業させろ、というものです

 大学は、面接試験の内容を見直そうとし始めています。

 問題を抱えた生徒の入学を、水際で阻止して、大学の健全な学習環境の維持を図ろうとするものです。

 ♪ 机の上に補助照明を置いて勉強しましょう!!

 かつて、大学は左翼イデオロギーやカルト集団の影響を受け、苦慮した時代がありました。

 いま、大学は、増え続ける精神疾患の学生への対応に苦悶しているのです。

 一番の被害者は、普通に学んでいる一般学生でしょう。

 クラスで奇妙な行動をする学友への付き合いに悩み、問題学生への指導で疲弊してしまう教員の授業の魅力がなくなります。

 まるで、『悪貨(あっか)は良貨(りょうか)を駆逐(くちく)する』 、つまり 質の悪い人間が蔓延(はびこ)って、優れた人間が姿を消すという現象が大学でおきているのです。





間違いだらけの大学選び 〜目からウロコのアドバイス〜
更新 : インテグリタス(東京)
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