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■ 大学ニュース

● 日本映画大が誕生

 アジアの映画制作の拠点をつくりたい―。川崎市の専門学校「日本映画学校」が「日本映画大」(仮称)に衣替えすることになった。同校を運営する学校法人神奈川映像学園が、3月下旬に設立申請を文部科学省に提出。来年4月にも国内初の映画専門の四年制大学が誕生する見通しだ。

 「楢山節考」と「うなぎ」でカンヌ国際映画祭のパルムドール(最高賞)に2度輝いた映画監督で、2006年に亡くなった故今村昌平氏が、35年前に前身の学校を開校。批評を通じてアジア映画の発掘や紹介に尽力してきた佐藤忠男校長は「アジアの若者を集めて映画の一大拠点にしたい。大学化は今村監督の夢でした」と意気込む。

 現在は俳優科と映像科がある。日本アカデミー賞最優秀作品賞「フラガール」の李相日監督や米アカデミー賞外国語映画賞に輝いた「おくりびと」の録音を担当した尾崎聡氏ら多数の映画人を輩出。学校の広報担当者は「多くの映画の末尾クレジットには卒業生が数十人いる」と話し、長年にわたり映画の制作現場を支えてきたことを誇る。


● 大学学生寮、不況で復権 満室状態が続く(2010年春)

親元を離れて都会の大学などに進学した郷土出身者向けの学生寮が、静かな人気を集めている。マンションやアパートに比べて割安で、不況の中で復権した格好だ。家の経済事情をくみ取って、学生自ら入寮を希望するケースが増え、当世の学生事情も見え隠れする。

 家賃が高い東京では、一層際立つ。仙台興譲館寮と同じ米沢有為会が営む東京興譲館寮(東京都調布市)は24室が満室。かつて定員割れもあったが、昨年は募集人員の2倍近い15人の申し込みがあり、選抜になった。

 東北大生協によると、学生への仕送り額は減少している。下宿生が受け取る仕送りの平均は1995年の10万1890円から09年は7万6330円にまで減った。
 東北大が運営する学生寮は仙台市内に6カ所、計約900人分。大学は「景気の影響かは分からない」(学生支援課)と言うものの、現在も満室状態が続く。

 同生協は「奨学金の受給学生が増え、『家賃の低いところを紹介してほしい』との相談も多い。入寮志向はやはり厳しい経済状況の表れかもしれない」と話している。


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● 職業能力開発総合大学校が売却される。

 
長妻昭厚生労働相は2010年2月19日、同省所管の独立行政法人「雇用・能力開発機構」が雇用保険料によって運営している「職業能力開発総合大学校」(神奈川県相模原市)を売却する方針を固めた。敷地の売却益は約100億円を見込んでおり、政府の行政刷新会議が独法や公益法人を対象に4月にも始める「事業仕分け第2弾」を前に、同省独自の改革をアピールする狙いがある。分校の東京校(東京都小平市、職業能力開発総合大学校東京校)は残し、定員や教育課程は大幅に見直す。

 同校は全国の職業能力開発短期大学校などの指導員を養成する課程を持つが、民間に就職する卒業生が増え、自公政権の08年、政府の行政減量・効率化有識者会議が民営化か廃止を求める報告書をまとめている。昨年11月の事業仕分けでも「廃止を検討すべきだ」と指摘された。

職業能力開発総合大学校
http://www.uitec.ehdo.go.jp/


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